農業でもユビキタス化

僕の無知のせいか,農業関係ではユビキタス化はまだまだだと思っていたのですが,思っていたよりもはるかに進んでいると日々実感しています.

スーパーで売られている野菜・果物にICタグをつけて,生産者や産地,収穫時期などを知るというのは普及してきているように思えます.さらには,使用した農薬,肥料,畑まで詳細な情報を盛り込んで,消費者によりクリアな商品情報を提示するようになってくると思われます.

他にも学生の実験などでサンショウオにICタグを埋め込んで,個体識別を行うことも実際に行われているようです.漁業の分野でもはもっと進んでいるようですね.ウミガメの回遊経路を知るためにGPS技術などが使われていますよね.

アルバイト先のセンターでもビニルハウスの環境を制御するために遠隔地からハウス内の温度を管理するシステムを構築しようとしていました.

僕は富士通などに会社説明会を受けていったとき,ユビキタスやトレーサビリティというキーワードを知って,自分とは関係あるかなとその時点では思いましたが,よくよく考えてみると,どんどん自分の分野に応用しようと試みるスタンスが大事なのだと反省させられました.