廃食用油


先日、実家の納戸の掃除をした時に、20年くらい前にお中元としていただいた植物油が貯蔵(?)されていました。まだ空けていないので、廃油として捨てるのももったいないし、調理用として使うには酸化が進みすぎている困った状態でした。
そんな時、ちょうど京都市が廃食用油をバイオディーゼル燃料に作り変えて、ごみ収集車、市営バスなどで再利用していることを思い出しました。早速問い合わせてみましたが、市内の住民からの廃液しか回収していないと言われ、引き取ってもらえませんでした。ネットで廃食用油の再利用している行政を調べてみましたが、なかなか引き取ってくれそうなところはありませんでした。
そこで、見つけたのが滋賀県にある民間の油藤商事株式会社でした。この会社、環境問題に積極的に取り組んでいるようで、ガソリンスタンドをエコロジーステーションとして、廃食油(てんぷら油)の回収拠点を広めていこうと考えているそうです。
もちろん、送り側は送料も負担しないといけないですが、適切な廃棄の仕方であったとしても、捨ててしまうよりは再利用された方が、いいだろうと思います。今は、ガソリンの値段が高騰していますしね。



それから、料理で使った油をろ過するポットがあったので、使ってみました。仕組みは非常に単純で、金網とろ紙で濾しているだけのことです。余裕があれば、石鹸でも作ってみたいです。


人気blogランキング「ジャズ&料理」(1クリック応援よろしく♪)
lalakooraのWishlist