龍野の城下町、新宮觜崎

高校時代は、身近すぎて観光しようなんて思わなかったし、何の興味もなかった龍野の城下町も、今歩いてみると意外と趣深いものがありました。不思議なもんですねぇ。この辺はよく自転車で通っていました。8月4日には、花火大会も催されるようですね。


龍野圓光寺宮本武蔵ゆかりの古刹)
宮本武蔵が境内の道場で修行したと伝えられるお寺です。



圓光寺親鸞聖人像
昔、親鸞聖人のドキュメンタリーを見て、「歎異抄」を読みたいなぁなんて思った時期がありました。この辺の地方では身近にある浄土真宗です。「よろこぶべきこころをおさえて、よろこばせざるは、煩悩の所為なり。」ですね。

この圓光寺の由来は、蓮如上人の命により浄土真宗を播磨に広めるために、英賀(姫路)の三木氏の帰依により、文明道場が建立されました。その後、豊臣秀吉の命により、圓光寺と号され、龍野の境内に移されました。現在では播磨六坊の一つです。(圓光寺資料より)



武家屋敷資料館



霞城館(かじょうかん)
龍野出身の文化人、三木露風、内海青潮、矢野勘治、三木 清に関する文献、遺品が貯蔵されているそうです。



龍野城
城の後ろにそびえ立つのは、鶏籠山です。高校の校歌にも入っていました。山城は約500年前、赤松村秀によって築かれ四代続きましたが、天正5年豊臣秀吉に城を開け渡したと言われます。姫路城と同じく白壁ですね。



如来寺
城下町のお寺の中では一番古い感じでいい雰囲気が出ていました。如来寺境内には、三木露風の歌碑と筆塚があります。



カネヰ醤油の自動販売機です。レトロですねぇ。



かどめふれあい館
この建物は、明治後期に建てられた町屋を、現在地で原形に沿って再建されたものです。1階は、元々左端の戸袋から板戸を右端まで引き出す、いたって開放的な店構えで、こういう形式は、龍野の町屋に特有なものだそうです。



龍野の城下町の街並み



龍野の城下町の街並み



ヒガシマル醤油工場
揖保川で釣りをしている人が多かったです。涼しそうでいいですねぇ。



觜崎(はしさき)の屏風岩
鶴嘴(つるさき)山の頂から、直接揖保川の流れに入り込むこの屏風のような岩は、国の天然記念物に指定されているそうです。この露出している岩肌は、岩の割れ目に沿って入り込んだマグマがそのまま冷え固まった岩脈だそうです。



觜崎磨崖仏
この仏さんがなんかかわいらしくてよかったです。水の事故がないようにお守りください。ちなみに、このお地蔵さん、県下で最古のもので鎌倉時代の物といわれています。



觜崎磨崖仏



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