Study: Guru Poornima – July 21, 2021 – Mysore

グル(霊性の師)は我々の生活の中で非常に重要です。でも、どうやって、そのようなグルを認識しますか。非常に難しいことです。この質問に対して、私は答えを示しかねます。あなたはサーダナ(霊的な修練)をすることができます。そして、あなたは自ずとあなたのグルを見つけることができます。あなたのアートマン(真我)、あなたのジーヴァートマン(個我)は、これがあなたのグルだと伝えます。そしたら、あなたはそれに従わなければなりません。

覚えておいてください。それをあなたのブッディ(知性)の中ではなく、アートマン(真我)の中に聴かなければなりません。ブッディにより、あなたはいつもそれが様々な方法あるいは様々なカルマ(行為の果報、因果応報)として与えられ、示されます。

それで、あなたは答えを待ち、あなた自身の中で答えを確かめなければなりません。決して、グルを試してはいけません。決心すれば、従うことができます。このことは、この順序で行われるべきです。なぜなら、私たちは心の中や生活での悪い経験に満ちた暗闇の中にいるからです。

しかし、グル(霊性の師)とサムサーラ(世俗の束縛、輪廻)を混ぜこぜにしてしまう人がいます。グルと家庭を一緒にしてはいけません。家庭環境はそれぞれに違っています。アディヤートマ(霊的)生活も人それぞれです。このため、あなたのダルマ(正義と儀式)を行いなさい。どんな種類の儀式ですか?10種の儀式があります。それがダルマです。10種の儀式に従ううちに、徐々にあなたは自身のすべてを理解できるようになるでしょう。

まず自分の力でそれを研究できます。そして、あなたの感性により、自身の中で精査します。

なぜなら、大きな勘違いのひとつとして、人々が「アートマン(真我)はこの肉体であると考える」ことがあるからです。肉体は、アートマンではありません。我々は、肉体ではありません。この身体は間違った方向性を示し、間違った決定を与えます。

パラマートマン(大我)とジーヴァートマン(個我)。私はこれらについてあなた方が理解できるように説明します。ジーヴァートマンはあなたの感覚器と仲の良い存在です。常に感覚器とその友好関係を保ちます。ジーヴァートマンは常にこう言います。「これがパラマートマンだ。これが我々のアートマンの中にあるのだ」と。

さて、これは大いなる勘違いです。パラマートマンは、どこにでも存在します。ジーヴァートマンは、あなたの感覚器とともにあり、またそれらに従います。人々は、常に肉体、感覚、感覚器、感覚的な喜びを好みます。それらは常に幸福を追いかけ、探します。そのため、感覚により間違った方向性が示されるのです。

それで、私はあなた方が、このことについて考えることを提案します。ジーヴァートマンとは何か、アートマンとは何か、ブッディとは何か、アートマンとは何かについて理解する手助けになるでしょう。

バガヴァット・ギーターの詩句にも理解の手がかりを見つけることができるかもしれません。ウパデーシャーサ(講話)を聴くことでも、徐々に理解が進んでいくでしょう。

バクティ・マールガの道を進むことも、ジニャーナ・マールガの道に進むこともできます。

まずはバクティ・マールガのみを進むことを提案します。ゆっくりと進みます。やがて自ずとジニャーナがやってきます。

バクティ(信愛)の満ち足りることを求めるなら、バーガヴァタムに従います。バーガヴァタムの次にマハーバーラタに行くことができます。そちらは知識に満ちています。信愛に満ちた物語は、バーガヴァタム、知識の満ちた物語は、マハーバーラタです。

規律に満ちた物語は、ラーマーヤナです。規律、生き方、どの登場人物に従わなければならないかを教示します。これらはラーマーヤナによって与えられたものです。

それで、とにかく、あなたのスワミジはあなたに非常に特別で簡単な方法を教示します。スワミジはあなたにバーガヴァタム、またはマハーバーラタ、または他の短い物語を話しました。あなたのスワミジが非常に多くの物語を伝えました。あなたはそれらを追従し、それを継続することで、やがてゆっくりと理解することができます。

それで、今日はグル・プールニマです。あなたはグル、そして、バクティに従います。バクティにあなたが従うと、ジニャーナが自らやってきます。サッドグルがあなたにそれを与えます。そして、ヴァイラーギャも彼があなたに与えるでしょう。ゆっくりと。

本日、バーガヴァタムに関する小冊子を出版しました。スワミジが与えたこのバーガヴァタムは、一般のものとは異なる形式のものです。スワミジによって与えられたマハーバーラタも違った形式をとっています。完全なラーマーヤナはまだ伝えていません。時間をかけて、スワミジはそれをあなたに届けるつもりです。しかし、今日、スワミジはあなたにこのラーマヤナ、このアディヤートマ・ラーマーヤナを伝えています。これは完全なラーマーヤナではなく、アディヤートマ・ラーマーヤナです。

ラーマと他の登場人物(ラクシュマナ、シーター、ハヌマンサ、ダシャラタ、コウサリヤ)との間のすべての会話は、すべて霊性を礎にしています。それがアディヤートマン・ラーマーヤナの独自性です。サルガ(篇)、カーンダ(節)では、様々な種類の知識を与えています。ラーマは普通の人間ではないからです。ラーマはパラマートマンです。彼はある理由でハヌマンのアヴァターを使いました。彼はブーロカ(この世界)の人々に、良いアドバイスをしたかったのです。

今日のグル・プールニマの日に、私たちは講話をします。あなたのスワミジが、第3篇『キシキンダの節』について講演をしています。この次の会話は、パラメーシュヴァラ(シヴァの別称)と妻のパールヴァテ​​ィーの間のものです。パラメーシュヴァラはパールヴァテ​​ィに話しかけます。

https://www.dattavani.org/pravachana-malika/datta-vaakya/datta-vaakya-2021/july-2021/july-21-2021/

 

キーワード

PARAMĀTMĀ パラマートマン、大我、至高の原理、最高の自己
主(神)、至高の自己、神的な自己、愛、真実、現実とも呼ばれる。

 

ĀTMĀ アートマン、真我、自己、神の光線
生命の光として全生類に宿る。パラマートマンの一部。固有のもの。例えば、木の実の中には、その木の性質すべてが含有されているように、アートマンも至高の自己を宿している。


JĪVĀTMĀ ジーヴァートマン 個我、個々の魂

個人の中のアートマンを反映したもの。存在の海から現れ、具現化から具現化へとさまよう「波」であり、成長(発達)と経験の長い過程を経て、再びアートマンと融合するために戻る。 しかし、形を持った(顕現した)魂は、それ自体を、それの神的な本質と同一視せず、それの属性、肉体、心、思考といったものと同一視する。ヨガの道の目的は、この幻想(マーヤー)を払拭すること。

他の例えとして、パラマートマは海、アートマンは海水、ジーヴァートマンはスポンジ(肉体)に含まれた海水。幻想(マーヤー)により、スポンジ(肉体、感覚、感覚器)を海だと勘違いする。