Linkin Parkの「Meteora」の20周年記念版です。いまだに、リンキンパークは、私の中では、新しいジャンルの音楽であり続けています。彼らのサウンドを聴き度に、新しいジャンルに手を出している気持ちになります。でもこの作品が出てから20年も経つのですね。信じられません。
Spotifyで好きな音楽をすぐに聴けるようになった分、こうやってレコードで大好きなアルバムは手元に置いておきたいと思うようになりました。そういう人って意外と多いのでは?と思います。
Linkin Parkには、欧州的な哀愁漂うサビメロがあるのが不思議です。そういえば、アメリカのバンドなんだっていつも思い出して、不思議になります。
リンキン・パークのヴォーカリスト、チェスター・ベニントンのライヴでのMCを聞いて思うのが、この時期のバンドはバンドで何かと闘っているんだと思います。80年代のメタルバンドは、メタルが市民権を得るまでの「偏見」との闘いだったかもしれません。90年代は、グランジが隆盛し、「時代遅れ」「古臭いイメージ」との闘いだったかもしれません。Linkin Parkは自分達のことをメタルだとは思っていなかったと思いますが、自分の「内面」だとか「弱さ」との闘っていたように思います。ファンにも内面を打ち明け、腐らず共に頑張ろうって感じのメッセージを発していたんだと思います。彼自身は、とんでもないプレッシャーを感じながら独りで闘ったいたのですが。ミュージシャンの孤独を共有して支えることができないファンの孤独を感じさせられたバンドでもあります。自分あるいは「作られた自分のイメージ」と闘って命を失ったミュージシャンは多いです。
Numbより
[Chorus: Chester Bennington]
I've become so numb, I can't feel you there
Become so tired, so much more aware
I'm becoming this, all I want to do
Is be more like me and be less like you感覚が麻痺してしまって、もうお前を感じられない
疲れ切ってはいるが、こうなってくるとより一層わかるんだ
自分が望む自分になるだけだ
お前のようにはなりたくない
[Outro: Chester Bennington]
I've become so numb, I can't feel you there
I'm tired of being what you want me to be
I've become so numb, I can't feel you there
I'm tired of being what you want me to be感覚が麻痺してしまって、もうお前を感じない
お前が望む人間でいることに疲れたんだ感覚が麻痺してしまって、もうお前を感じない
お前が望む人間でいることに疲れたんだ