今日,塾の講師らで夏休みのお疲れ会を開いた.やっぱり夏休み1ヶ月,それぞれの先生は,それぞれに科目を担当し,色々な生徒と接しているので,話題が絶えない.その中でも,生徒の質問として,マウスとラットとモルモットは,どう違うの!?というのが,個人的にすごく気になった.いずれも実験動物ではあるが,僕は扱ったことがない.ネットで検索して,参考になるページがあったので,引用する.
マウスはネズミ科ハツカネズミ属ハツカネズミ種に属し,生時体重は1g前後,成熟体重は18-40g.
ラットはネズミ科クマネズミ属ドブネズミ種で,生時体重約5g,成熟体重はオスが300-800g,メスが200-400g.しかし、実験動物としては種よりさらに目的にそった育種により,各種の系統(近交系、ミュータント系、クローズドコロニーなど)が作出されており,各系統を維持するには一定のルールにより交配されている.
モルモットは,南米ペルー原産で,テンジクネズミ科に属し,小さな円い耳をもち,尾はなく,四肢が短い,体長25cm,体重800-1000g以下のおとなしい動物.いろいろな微生物の感染実験,ワクチンの力価検定,免疫学的研究など広い分野に使用される.なかでも結核菌に対する感受性が高いことや,アレルギー状態ができやすいので,多くはこの方面で使用されている.ただ,生産性ではマウスやラットに比べてかなり劣る.
http://zookan.lin.go.jp/kototen/special/s004.htm