鈴虫寺

去年の5月に鈴虫寺で御守を買いました(→記事)。願いが叶ったら返しに来てくださいと言われていたので返しに行きました。そして、また次の願いをこめて1枚買いました。信じるか信じないかは人それぞれかもしれませんが、流れ星をみたときとっさに願いが3度唱えられるのと同じように、その想いはいつも心の片隅に置いていく事が大切なんだと理解しています。


鈴虫寺



行列ができる寺として有名な鈴虫寺ですが、今日は意外にも10分もたたないうちにすぐに入れました。









渡月橋
ちょうど今日は満月です。渡月橋から満月の夜空を見上げるときっと綺麗でしょうね。






天龍寺
足利尊氏後醍醐天皇の菩提を弔うため、大覚寺統後醍醐天皇の系統)の離宮であった亀山殿を寺に改めたのがこの天龍寺です。



本来の自然な松の幹の伸び方は空めがけて一直線であり、クリスマスツリーの型を成します。しかし、日本庭園ではこのようにグネグネっとダイナミックに曲がりくねった松がよいとされます。この美的センスのもとは、海岸の風砂の激しいところでたくましく育つ姿を連想させるからだとも言われます。このことを鑑みると、例えば人間社会においても、厳しい環境で逞しく生きている姿を目の当たりにした場合、例えば、永平寺の修行僧の姿を見てかっこいいと感じるのは、これと同じようなセンスなのかもしれないと思ったりもします。



曹源池
天龍寺は過去に何度か訪れているものの、初めて来たような気がしました。どうしてかな。






大方丈









掲載されているのは、龍安寺「石庭」、妙心寺退蔵院「元信の庭」、妙心寺大心院「阿吽庭」、嵯峨野宝筐院「庭園」、天龍寺宝厳院「獅子吼の庭」、天龍寺弘源寺「虎嘯の庭」、嵐山鹿王院「本庭」、天龍寺「曹源池」です。
行ったことない庭の方が5つもあります。



広隆寺
太秦にある真言宗御室派の寺院。帰化人系の氏族である秦(はた)氏の氏寺とのこと。京都最古の寺院。しばしば、「国宝第1号」と宣伝される弥勒菩薩半跏像を蔵することでも有名です。
このようにこの寺は歴史的に、また所蔵する仏像の価値からもかなりすごい寺なのですが、ガイドブックにまっさきにのるような寺ではありませんね。京都検定頻出なので要チェックです。












木造弥勒菩薩半跏像
ドイツの哲学者カール・ヤスパースがこの像を激賞したことでも有名です。
飛鳥・奈良時代の他の仏像はもっぱらイカツクてデカイものが多い中、この弥勒菩薩像を見ると、等身大の人間味のある優しさのようなものが感じられます。
http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/data/photo/mimon01C/C030.jpg


太秦広隆寺駅
こんな狭い道を路面電車が走ってゆきます。雰囲気ありますよね。
ちなみに、太秦という地名の由来は、渡来系の豪族秦(はた)氏がヤマト政権に税を納める際、用いた絹が「うずたかくつもられた」ことから、「うずまさ」という姓が与えられたと伝えられています。