中丸三千繪さん

時間が過ぎるのは早いもので、第14回リレー音楽祭も最終日になってしまいました。今日は開催日の中でも1,2を争う観客の数だったのではないでしょうか。
世界的に有名なソプラノ歌手、中丸三千繪さんの歌声を聴くことができました。登場したとたん、一気に会場の雰囲気が変わりました。自分はオペラは好きだけど、まだ生演奏を聴いたことがありません。中丸さんの解説によってシーンの雰囲気を想像しながら、オペラのアリアを聴きました。
何人もの作曲家が「アヴェ・マリア」という曲を作っています。どの作曲家の曲も美しく、キリスト教を信仰していなくても感動を覚えます。また、「ノルマ」より ”清らかな女神よ”を歌う前に、中丸さんは、”私のそばには女神がいると信じている”と仰いました。歌を歌うとは、このように見えない誰かに向けて歌うものなのだろうかと思い、そういう文化を生み出した西洋の世界の懐の深さを感じました。


★場所:京都ブライトンホテル(HP
★第14回リレー音楽祭inアトリウム(プログラム
★演奏者
ソプラノ:中丸三千繪(HP)/エレクトーン:岩井美貴 清水徳子
★演奏曲
カザルス:鳥の歌
ヘンデル:歌劇「リナルド」より”私を泣かせて下さい”
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より”月に寄せる歌”
プーランク:愛の小径
カッチーニアヴェ・マリア
ルイギー:バラ色の人生
ジャース:ミュージカル「回転木馬」より ”If I Loved You”
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より ”ありがとう、愛する友よ”
プッチーニ:歌劇「トスカ」より ”歌に生き、愛に生き”
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より ”私のお父さん”
EC;
バーンスタイン:「ウエストサイドストーリー」より
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
マスカニーニアヴェ・マリア
モノオペラ「悲嘆Grief」より
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」より ”清らかな女神よ”