「ブラームス家末裔の監督が語る、クララ・シューマンとブラームス家の血」
引用URL:https://eiga.com/news/20090724/23/
19世紀のヨーロッパを舞台に、名ピアニスト、クララ・シューマンの生涯を描いた映画「クララ・シューマン/愛の協奏曲」。公開を前に、ヘルマ・サンダース=ブラームス監督に話を聞いた。
本作は、天才作曲家ロベルト・シューマン(パスカル・グレゴリー)の妻で、ピアニストのクララ(マルティナ・ゲデック)が若き新進作曲家ヨハネス・ブラームス(マリック・ジディ)と運命的に出会い、対照的な2人の間で揺れ動くというストーリー。監督はブラームス家の末裔にあたる女性監督だ。
映画化にあたり、さまざまな資料を読み、クララを研究したという監督。「ロベルトとクララのひ孫にあたる人に話を聞いたら、我々ブラームス家で伝え継がれてきたクララのイメージとまったく同じでした。彼女は、子供たちにべったりな母親ではないし、入院した夫の見舞いに行く代わりに治療費を稼ごうと数多くのコンサートを行ったりしていたそうです」
同じ女性、そして同じクリエイターとして、自分の先祖であるヨハネスが無償の愛を注いだクララについては、「受動的なタイプではなく、積極的に公の場に出て成果を誇示し、喝采を浴びることに喜びを覚えていた女性」と分析。「そして夫やヨハネスを有名にするために全力を注ぎ、圧倒的な存在感と力を発揮していきます。この映画は女性が男性の役割を果たしているんです」
一方、劇中では、逆立ちして歩いたりと、かなりエキセントリックなキャラクターとして描かれるヨハネスだが、やはり監督にも同じ血が流れているのだろうか? 「エキセントリックなのはブラームス家の血ですね(笑)。私の大叔父も逆立ちしながら歩けたそうで、その話を聞いたとき、とっても感激しました。2人で一晩中オペラを歌ったりもしましたね。大叔父もヨハネスと同じく孤独な自由人。彼との刺激的な日々がなければ、私はこうして映画監督にはなっていなかったかもしれません」
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