第6回環境倫理談話会

第6回環境倫理談話会に参加しました。「動物行動学から見た環境倫理について」でした。
ドーキンスの利己的遺伝子、ESS、血縁淘汰など、生物学のイロハを再確認した上で、人間の倫理との関係について話し合いました。人間も生物である以上、ある程度は動物的なところもあり、利己的行動、利他的行動というものが、進化プロセスによって獲得されたきた可能性があることも感じさせられました。しかし、人間は生物の中でも自由度の高い動物であると思えます。生物的に繁殖を繰り返しているだけでなく、<誰か>という人称もった個としての観点も盛り込んで倫理を考えることも必要ではないかと個人的には考えました。