心斎橋で

学部時代の音楽研究同好会(通称、音研。簡単にいうと、大学公認の軽音楽部)の仲間が結婚をしました。このウェディングパーティも披露宴と二次会の中間くらいに設定されていて、今風の友達重視の雰囲気だなぁと思い、とても楽しめました。そのかいあって、久々にサークル仲間と会えて、近況を聞くことができました。


新郎のサプライズで弾き語りで、秦基博の『アイ』という曲を歌い、とにかく感動しました。音研時代も美声だと思っていたのですが、それもそのはずで高校時代は聖歌隊に所属していたそうです。


今日来ていた仲間も大学卒業後も音楽活動を続けている人も多く、それは本当に素晴らしいことだと思いました。自分は結局続けられなかったので、なおさらそう思います。


よくよく考えてみると、自分が高校時代のころは、大学を選ぶ条件のひとつとして、バンド活動が出来て、ライブハウスとかも近くにあって、というような環境を考えていました。いまから思えば、この辺で少し道を間違っていたのかもしれないのですが(笑)いや間違っていません。ただ実際学部時代は音楽のことしか考えてなかったような気もしますが。


ある友達と電話で話していて、自分は下手の横好きで、ず〜とだらだらとギター触っているうちに気がついたら、なんかそれなりに形になってきたような気がするとかなり謙遜しながら言っていました。


こういうところに、芸術の本質があるような気がします。芸術というとまた大げさかもしれませんが、人の評価云々の前に自分が楽しいかどうか、自分がやっていて心地よいかどうか、自分が作った作品によって自分が癒されるかどうか、そういうのが物事を続ける秘訣なのかもしれないと思いました。


そう思うと、自分が続けている創作活動ってなんだろうかと考えました。そしたら、このブログと写真を撮ることかもしれないと思いました。もともと、ブログをはじめたきっかけは、音研はやめても、音楽が好きであることには変わらなかったので、新しく聴いた音楽の紹介をしようというのがありました。そうこうしているうちに、色々思ったことを書いたりするようになって、いまの形になってきました。


できる限り読んでいただいている人の気持ちが安らぐように、また情報としても有益なものとなることを心がけています。そして、記事の内容のバランスも考えて書いているつもりです。でもそれと同時に、実はこのブログの一番のファンは自分だったりします(笑)


話がそれすぎましたが、今日はお二人の幸せいっぱいの姿がみれて本当によかったです。そして、こうやって大学時代の仲間とも久々に会えることができてよかったです。友達思いのお二人の愛がじんわりと溢れるパーティでした。どうぞこれからもお幸せに。