美とは何か

環境倫理談話会に参加しました。お題は、「自然の美とは何か、自然保護と芸術の可能性、ミニ芸術展について」でした。


その中で、昨日、自分が言及した絵画を覚えているだけ、挙げたいと思います。


1.ストーリー性のある絵画に興味があるといいましたが、このあたりをイメージしています。


1−1.レンブラント ー ペトロの否認



1−2.メツー ー キリストと姦通の女
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/47/Metsu_LeChristEtLaFemmeAdultere.jpg




2.オランダで実際にみた絵画
2−1.フェルメール ー 真珠の耳飾りの少女
実物は思った入りも遥かに小さかったです。フェルメールの絵は、ガラス質のものが塗り込まれているかのように、キラキラと輝いていました。背景の黒い部分もただの黒ではなかったです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E3%81%AE%E8%80%B3%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3


2−2.フェルメール ー デルフト眺望
http://www4.ocn.ne.jp/~artart/versub/delft.html
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の中で描かれていることでも有名。参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%99%82%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%A6


2−3.レンブラント ー 自画像(1669年)
参加メンバーの一人が、人生に悩んでいる時、レンブラントの晩年の自画像をみて、勇気づけられたと言っていました。
http://www.codart.nl/exhibitions/details/959/


2−4.ゴッホ ー ひまわり
ゴッホは当時の絵画の潮流からすると異端といえるくらいに何か違っているのがわかりました。この絵画を見ていると、エネルギーがもらえます。ドイツやオランダ、フランスの作家や画家など芸術家の中には太陽をもとめて南のフランスやスペイン、イタリアに足を運ぼうとする人がいたようです。ゴッホにとってのひまわりは明るい南フランスの太陽、ひいてはユートピアの象徴であったと言われています。このヒマワリの絵は、ゴーギャンへのプレゼントとして数点描いたそうですが、この後すぐに二人は不和になってしまいます。



自分の場合、直感的に美しいと感じている部分もありますが、それと同時に作者の意図であるとか、作品が書かれた背景などを理解することで、よりいっそうその絵が好きになることが多いです。