★村上春樹さんは、学生時代勉強が嫌いだったけれど、「英文和訳」の参考書を読むのは好きだったそうです。例文をひとつひとつ読んだり覚えたりしているうちに、自然に英語の本が読めるようになっていたとか。
自分がこの歳になって思うことは、人と会話するにしても、論文書くにしても、英語を勉強するにしても、何をするにしても、いかに日本語を上手に使いこなすかということが根本にあるように思います。
語学というのは、一日で習得できるものでないことは誰もが感じていることでしょう。終わりもないような気もします。
生きている中でどれだけ真剣に言葉というものに接してきたかでその習熟度は決まって来るのかもしれません。