時制の一致の例外

Lang-8で英語の文法に関する疑問を投げかけています。


ネイティヴが素朴な疑問に答えてくれるのです。時制の一致の例外もその一つです。


CNNやBBCを見たり、また英字新聞を読んだりしていると、時制の一致のルールに従わないケースが多々あります。


例えば、


The Japanese Foreign Minister told the press that he "is" ready to have face-to-face talks with his Russian counterpart on the territorial issue.



なぜ、"is" なのでしょうか。


これに対してあるネイティヴはこのように答えます。


これは、間接話法なので、時制の一致に従うと、"was"になります。しかし、ニュースでは、キャスターやレポーターは、本人が発言したままの時制でそのまま引用して伝えるのが一般的であるということです。


一方、このような場合はどうでしょうか。


He said he "will" go to London next year.



これについては、その行為や計画が、話される、伝えられる時点で、”すでになされたかどうか”、”終わったかどうか”で決定するということです。まだ”来年”にはなっておらずに、その時点では未来の出来事であるために、"will"を用いるということです。