僕はかつてカントの主な主張を理解することで,フッサールなどの現象学が理解できたし,ベルクソンを知ることでハイデガーが少しわかり,ハイデガーを知ることで,サルトルも少しわかった.またヘーゲルを知ることでマルクスも少しわかった気になった.サルトルを知ることで,レヴィ・ストロースもわかってきた.
あくまで僕が言う「知る」や「理解する」は,表面を舐めた程度であるが,しかし,体系的に勉強することの大切さは感じる.
そして,ドゥルーズに関しても然りだ.ベルクソンの主張を知っていくと,自分には関係ないと思っていたドゥルーズの主張が少し現実味を帯びてきた.そこで,ドゥルーズの「ベルクソンの哲学」が読んでみたくなってきた.というか,哲学には終わりがないな.
- 作者: ジル・ドゥルーズ,宇波彰
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1974/01/01
- メディア: 単行本
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