建仁寺

京都最古の禅刹に訪れました。すぐ隣には京都最大の花街があります。そのためか、ここに来る人の雰囲気は、街に出かけるついでに立ち寄ったような感じで、小ぎれいでした。建仁寺も京都の禅寺の中でも一番綺麗かも知れません。


今回の散策&サイクリング・ルートは、建仁寺(方丈・両足院)→六波羅蜜寺六道珍皇寺若宮八幡宮 でした。


建仁寺方丈
方丈内の襖絵には昭和15年橋本関雪が描いた「生々流転」「松韻」「伯楽」があり、方丈の裏の部屋には有名な「風神雷神図」が陶板複製となって置かれています。



























禅居庵



建仁寺
法堂の天井図は小泉淳作が描いた「双龍図」(平成14年)ものです。






建仁寺両足院
運よく、半夏生(はんげしょう)の見頃の時期だったので、拝観ができました。今日も雨が降ったりやんだりの天気でしたが、こういう天気の方がかえって、寺社の境内や庭園の草木、そして石もしっとりと濡れて、赴き深いです。日本は雨の国ですね。















六波羅蜜寺
六波羅蜜寺の見所は宝物館に収まる仏像肖像群で、日本彫刻美術史上の優品として一見の価値があると言われますが、今回はパスしました。またのお楽しみです。






六道珍皇寺
六道とは人間が善悪の業によって赴く六つの迷界、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天のことをいうそうです。この珍皇寺あたりは、その六道へゆく辻になり、「六道辻」と呼ばれます。簡単に言うと、魔界への入り口になるでしょうか。



奥に小野篁 (おののたかむら)が行き来したという「冥土通いの井戸」があります。



若宮八幡宮