里環境の会の環境倫理勉強会で,ディープエコロジーの紹介をした.決してスムーズに発表できたわけでもなく,質疑に上手く答えられたわけでもないけど,参加した学生同士が活発に議論ができたので,よかったかなと思う.
僕自身は,ディープエコロジーの考え方をそのまま受け入れているわけではない.今回は,歴史的に重要な環境保護運動の一つとしてディープエコロジーを紹介した.といっても,ディープエコロジーから見た場合,レイチェル・カーソンの考え方は,どのように解釈されるのだろうかと質問を受けたけど,わからなかった.
「自然」ってなんだろう?「命の大切さ」ってなんだろう?って考えると,結局主観的な見方に落ち着いてしまうけど,それでも,改めて問い直し,考え続けることが大切ではないだろうかと自分では納得している.