脳と日本人 / 松岡正剛・茂木健一郎 (2007年)

脳と日本人
★目次
第1章 世界知を引き受ける
第2章 異質性礼賛
第3章 科学はなぜあきらめないか
第4章 普遍性をめぐって
第5章 日本という方法
第6章 毒と闇
第7章 国家とは何ものか
第8章 ダーウィニズム伊勢神宮
第9章 新しい関係の発見へ


松岡正剛さんと茂木健一郎さんが一日半かけて行った対話の記録です。おそらくジャズみたいな感じで、話しの動機や大きなテーマは設けていたのかもしれませんが、原則としてお互いアドリブなんだろうと思います。にもかかわらず、一言一句に含蓄が篭っていて、色々考えさせられます。さらに、ある一言から、今日本で起こっている色んな問題について、また新しい角度で見てみるきっかけも与えられます。
ただ、対話という流れからワンセンテンスを抜き取って列挙すると、なんだかこの本の良さを殺してしまうような気がしたので、今回は自分の読書の記録としてここに書いておくことにします。