粕汁

粕汁、それは僕が最も好きな料理の一つです。なぜか幼少期より好きで、おかわりをし過ぎて胸焼けを起こすほどでした。しかし、意外にも自分で作ったことは一度しかなく、今回が2度目の挑戦でした。今回は、特別に具だくさんにし、豚肉を入れました。結果、かなりうまくいきました。鮭を入れても美味しいですよね。


材料は、但馬酒粕、豚肉、こんにゃく、ごぼう、にんじん、きゃべつ、だいこん、たけのこ、しいたけ、昆布茶パウダー、こんぶだしの素、料理酒、龍野薄口醤油、天塩、ごま油、水です。


料理のコツは、やはり自分なりのイメージをしっかり持つことではないかと思います。昔食べたああいう感じの味、あるいは、お店で食べたああいう感じの味と、クオリアのようなものを抱きます。このイメージは、最後の調味料で味を調えるときにとても大切になってきます。調味料も、いっきに入れるのではなく、少量ずつ、いちいち味を確かめながらやったほうが失敗が少ないと思います。


自分自身、お腹がすいている時と、すいていない時、いずれにおいても、料理を作ってみるのですが、なぜかお腹がすいているときの方がうまく行く気がします。これは、おそらく、”こういうものが食べたい”と切望しているからだと思います。もちろん、作り置きしてからも比較してみました。しかし、こういう人は、料理人はむいていないですね(笑)