society

姫路駅

自分が人生の中で最も利用した駅はどこかと聞かれれば,JR網干駅か,JR姫路駅と答えるだろう.その姫路駅が先月リニューアルされたらしい.今まで,姫路の中心部を駅が南北に分断して,クルマの行き来が不便だったので,改築したのだろう.どういう風になっ…

日本の科学者が政治に対して与える影響

上の話と関連して,日本では,科学者は,どのくらい社会に対して影響力を持ちうるのだろうか.また,どれくらい政治に関わることができるのだろうかと考えた.

A rainy day forgives me.

朝起きて小雨だと落ち着く.休日に小雨が降ると,家の周辺が心なしか静かな気がする.逆に晴れの日だと,今日はどこへ行こうかと焦る気持ちを抑えなければならない. *写真は淡路島の大塚国際美術館

路に人が倒れていた

学校に行く途中,歩道に中年の男性が倒れているのを発見した.僕は何かの事故かと思い,心配になったので,声をかけてみた.どうやら酔っ払って寝ているようだった.「ほっといてくれ」と言われた.しかし,歩道の際に寝転んでおり,クルマにひかれる心配が…

起業

最近ではライヴドアの堀江貴文さんのひと悶着でTVでもよく耳にするようになった,”起業”という言葉.ちょっとネットで検索してみて,面白いサイトを見つけた.起業家を学ぶというサイト.どの起業家にもその人なりの哲学を感じる. 僕の父方の祖父もある意味…

『livedoor スカイプ』

ライヴドアの商品,全世界無料通話を実現するインターネット電話『livedoor スカイプ』ってどうなんだろうか.誰か使っている人いたら教えてください.

矢原徹一さんのご意見

僕は,九大の矢原徹一さんのブログを毎日チェックしている.矢原さんのブログからは世論を知ることが出来るし,議論に活性があるので,読みごたえがある. 昨日の日記でも, 「自分の研究は,自分でやるのが一番責任がもてるし,楽しいし,納得がいきます.…

トヨタの前期,純利益1兆1712億円・3期連続で過去最高

トヨタ自動車が10日に発表した2005年3月期の連結決算(米国会計基準)は,最終的なもうけを示す純利益が前の期比0.8%増の1兆1712億円と,3期連続で過去最高となった.為替変動が減益要因となったが、総販売台数が11%増の740万台と過去最高を更新し,好…

ウォルター・ヴァジョット

上記の枠内の今週の名言を更新した.イギリスのジャーナリスト,ウォルター・ヴァジョットの言葉だ.ビジネスサイクルの概念を論じた初の経済学者の一人で,中央銀行の独自理論を展開した. 蛇足になるが,僕はHPで著名な名言や書物を多く取り上げてる.しか…

時間とお金に関するトレード・オフ

個人投資家の増加,ネット証券,デイトレードというのは,最近の株式の世界では常識である.僕も去年はやたらに株式に興味があったので,日経新聞を読んだり,株式に関する雑誌を講読したりして,経済的な駆け引きというのを見て勉強していた.しかし,結局…

誤解のない発音

英語は”発音の容易だ”といわれることが多い.ネイティブでない人が使う場合でも,比較的発音が容易だと言うことだ.といっても日本人には,英語の発音は難しい場合が多いが,例えば,フランス語と比べてみよう.フランス語は,例外規則が少なく,美しい文法…

学者は頭がカタイ

”学者(研究者)は頭が硬い”という人がいるけれど,これはどういう意味だろうか.僕はいまだに理解ができない.なぜなら,頭が硬い人は学者としてやっていけないはずだからだ. また,”学者(研究者)は世間が狭い”という意見もあるが,これも理解ができない…

トップには理由がある

最近よく会話をしている人がいて,その人がよく言うセリフがある.それは「トップには理由がある」という言葉だ.この言葉が持つ意味は簡単なようだがなかなか考えさせられる.大きさに違いはあれ組織や会社,部署,チーム,プロジェクトのリーダ的な立場の…

メルロ・ポンティ!?

インターネットでラジオを聴いていると,元イラク大使で現国家情報長官(The director of national intelligence)Negroponteさんが,サルトルの弟子であるメルロ・ポンティに聴こえて仕方がない.まだまだだな.

「生物多様性はなぜ大切か?」日高 敏隆著.地球研叢書.

The new book, "Why is biodiversity important? (in Japanese)" was published in this month.The book was edited and written by Toshitaka Hidaka who is the chief of Research Institute for Humanity and Nature. This book consists of five chapter…

トラック・バック

今年に入ってからこのweblogに日記を書いているわけだが,今になってトラック・バックの意味がわかった.ということで,早速,幾人かの方のweblogにトラック・バックをさせてもらった.いきなりで驚かれた方がおられましたら,すみません.今後ともよろしく…

木田元「新人生論ノート」

戦前の人物で,三木清という哲学者がいる.彼は,旧京都帝大でハイデガーなどを研究していた人で,敗戦直後に獄死した.この三木清という人は,僕の母校でもある兵庫県の龍野高校の前身の旧制龍野中学校出身だと聞く.その三木清の著作として「人生論ノート…

金は天下のまわりもの

今年度は,研究室のゼミのうち3つに参加する.先生方が参加する公式のゼミが2つ,学生主体の自主ゼミが1つと.2週間に1回は,発表もしくはレフェリーが当たるので忙しい.しかし,一人の人間に与えられた時間は24時間と平等なのだ.また,僕に関しては自分の…

日経新聞

日経新聞を購読し始めて約1年になるが,今月いっぱいで購読を中止することにした.日本の経済,特に株式や資本に関する新聞としては,日経新聞はいい情報源だが,今の僕は,さらに世界の事情,経済,社会,文化について幅広く知りたいと思っている.そこで…

ロックは不滅

”No Life, No Music”,よく聞く言葉だけど,誰が一番初めに言ったのだろう. そして,”Rock The Nation”にしても,”Rock Will Never Die”にしても.本当に,よく耳にするけど,誰が一番初めに言い始めたのだろうか.

写真入の名刺

名刺を作り直した.証明写真用に撮った顔写真を貼り付けた.人間とは視覚を用いて多くの情報を得ている動物だと言われる.従って,文字だけではインパクトに欠けると思ったので,”顔を覚えてもらう”ためには,顔写真を貼るのが効果的だと考えた.基本的には…

還元論批判には納得

時々僕は思う.世間一般では,遺伝子というキーワードは,もしかすれば,物理学でいう,原子や素粒子のように思われている最小の単位なのだろうかと.科学には還元論の考え方がある.物事をつぎつぎと下のレベルに細かく見ていき,たとえば物質は原子からで…

ユニーク授業

昨日の日経新聞の夕刊に「専門性生かしユニーク授業」という見出しで,修士課程の時に同期だった箱田君の小学校での授業の様子が載っていた.彼は卒業後,大阪府の小学校の教員になった.持っているのは中学校の免許だけで,小学校の教員免許はなかったらし…

親の介護は自分で

今日の日経新聞の夕刊の1面の左の欄に興味深い記事が載っていた.要約すると,最近の10〜20代の若者の70%が,「高齢になった両親の介護を,自分と兄弟とその家族たちで世話する」と考えている.逆に「施設に入居させる」と考えている人は10%くらい.高齢…

郵便局-消え去る原点

先日から日経新聞の1面の左の欄に「郵便局-消え去る原点」という記事が連載されている.郵政民営化は日本の経済の中で最もホットな話題の一つである.今までの郵政の体制に問題があるのは確かかもしれない.しかし,”組織に問題がある=民営化”というように…

ドラマ「不機嫌なジーン」

フジテレビ系で「不機嫌なジーン」という番組があるらしい.僕はまだ1回も見たことがないが,うわさではよく耳にしている.まだ1回も見ていないので,簡単に意見を言うことはできないが,あの番組によって視聴者の「ジーン(遺伝子)」への誤解や,「動物行…

お好み焼きの店

日経新聞の毎週土曜日についてくる「日経プラス1」という大衆文化(ポップカルチャー)を取り上げた新聞がある.今週の1面は,大阪人おすすめの「お好み焼きの店」の投票ランキングがなされていた.僕は1〜10位までどの店も知らなかったが,所謂,「粉もの」…

朝の音楽

僕は一人暮らしをしているせいか,そういう性分なのか,時間は自分で作るものだという意識が強いと思う.特に生活の基本である,洗濯,ご飯の献立,部屋の掃除,睡眠時間,起床時間など,簡単なようだが,これを疎かにすると自分の心身の健康へ大きく響いて…

サッチャリズム

日経新聞の「やさしい経済学」では,現在,佐和隆光著「市場経済と第三の道」が連載されている.自分の頭の中を整理するためにもここにその概要を記したい. この記事は「完全な市場主義社会」への痛烈な批判である.サッチャー,レーガンが信奉していた考え…

21世紀の資本主義〜社会的共通資本の時代

僕は日経新聞を購読している.日本の経済の諸事情をよく知りたいから読んでいる.日々の新しい記事にも目を通しているが,連載ものの記事にも目が行く.連載記事の「やさしい経済学」は特に読みやすい.8・9回くぎりで有名な経済学者が連載している.今は宇…