クリヤヨーガのアプリが開発されました。
クリヤヨーガの構成
・ナーディ・シュッディ・ヴィヤーヤーマ(微細なエネルギー経路を綺麗にするエクササイズ)
・アーサナ(体の姿勢/体位)
・プラーナーヤーマ(ヨガ式呼吸による生命エネルギーの統御)
・ムドラ(手と指で作るサイン(ジェスチャー)/手印/印契)
・ディヤーナ(瞑想/熟考)
ナーディ
ナーディ(Nadi)の語源は「流れる」を意味するNad(ナド)である。体中に72,000のナーディが流れているとされる。ナーディは微細な経路であり、プラーナ的エネルギーがそこを通じて体中に流れる。
プラーナーヤーマ
クリヤヨーガの実践は、プラーナの次元を拡大する。プラーナとは、「生命のエネルギー」と訳され、「常に動いているエネルギー」を意味する。継続的に流れている微細な活力エネルギーで体の隅々にまで偏満している。「アーヤーマナ」は、呼吸の意図的な制御のこと。従って、プラーナーヤーマ(Pranayama [prana+ayama])とは、呼吸を意図的に制御ことで動的な生命のエネルギー(プラーナ)を統御することを意味する。
クンダリニーヨーガ
クンダリニーエネルギーはプラーナの一種で「とぐろを巻くもの」という意味である。クリヤヨーガの生理心理学によると、脊椎基底部にクンダリニー(螺旋状のもの)と知られる巨大な霊的エネルギーが蓄えられており、脊髄にあるスシュムナーナーディを通って頭頂へとエネルギーが流れる。クンダリニーエネルギーが上昇するとき、脊椎上の6つのチャクラ(意識センター)を通り、7番目の頭頂のセンターへと至る。マインドが世俗的なことに執着するとき、意識は下位3つのセンター(臍、生殖器官、排出器官)にある。
クンダリニーエネルギーは、ナーディ中をプラーナの形として流れており、電磁的なエネルギーとして発現する。プラーナはナーディを流れ、体をエネルギーで満たす。
4番目のセンターは心臓のエリアに、5番目のセンターは喉のエリアに、6番目のセンターは眉間の額のエリアに、7番目のセンターは頭頂のエリアに位置する。
呼吸を適切な制御により、活力エネルギー(プラーナ)、思考エネルギー(マインド)、身体エネルギー(行為)の制御につながる。概念的に言えば、イッチャ(プラーナ)、ジニャーナ(思考)、クリヤ(身体的)、シャクティ(パワー)の統御を導くこととなる。
アシュタンガ・ヨーガ
クリヤヨーガを学ぶ人が熟慮すべき規定があり、それはアシュタンガヨーガ(八肢規程)と呼ばれる。「アシュタンガ」とは8肢(8つの構成要素)を意味し、文字通り、8つの層(道)に分けられる。
外的(4層)
ヤマ(自制) - 感覚器官とプラーナを制御し、自己へと到達する。
ニヤマ(遵守) - 正しいルールと個人生活の規則を遵守する。
アーサナ(姿勢) - ヨーガの姿勢で、骨、関節、筋肉、内分泌線の動き。
→パドマーサナ(蓮華座)では、足の血の巡りが減り、上半身の血の流れが増す。
プラーナヤーマ(呼吸の統御)- 微細な方法における呼吸の動きと休止の両方を統御する。
→スーリヤベーダナ(スーリヤ・ナーディの浄化)
右の鼻腔(スーリヤ)、陽、左脳・交感神経と関連
健康への効果:低血圧の改善、記憶力の増進、倦怠感の減少、アレルギー、風邪、鼻周りの病気の緩和
→チャンドラベーダナ(チャンドラ・ナーディの浄化)
左の鼻腔(チャンドラ)、陰、右脳・副交感神経と関連
健康への効果:高血圧の改善、知的成長、活動亢進の統御、不安と緊張の減少
内的(4層)
プラティヤーハラ(感覚器官の引き上げ)- 思考のパワーは感覚器官と機能器官(手足、舌、性器、排泄器官)を統御している。
ダーラナ(集中)- 認識の連続した状態、あるいは一つにことに注意を焦点化している状態。
ディヤーナ(瞑想)- 特定の対象、象徴、思考にその他のすべての思考を排除して絶えず集中していること。
サマーディ(霊的専心)- 意識が身体に無感覚であるかのように肉体から離れた状態。
スーリャ・ナマスカーラ(太陽礼拝)
12のアーサナから構成されるヨーガ。ヴェーダ的な理解ではスーリャ・ナマスカーラは究極のパラブラフマンであり、宇宙の性質と構造を表現している。太陽礼拝により、母なる自然への礼拝を行い、畏敬の念と敬意を持つことが大切と言われる。
メリット
体重とデトックスの調節を助ける。
肌艶を改善する。
筋肉、関節を強化し、柔軟性を向上させる。
(女性)定期的な月経サイクルを保証する。
血糖値を下げる。
自分に自信を持つことができ、前向きになれる。
代謝と消化器系を改善する。
体内の血液循環を整え、循環器系を改善します。
早朝や夕方に太陽の光を浴びると、体内のビタミンDが増加する。